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Philips CT

Philipsのブースでは、ICTが半分に切って展示されていました。これはDoseをとにかく低減する試みをしていることを象徴しているようです。

SC(2009-12-04 10.26.27)


ここでもiDoseと呼ばれるiterative reconstruction (逐次近似再構成)がでてきますね。Philipsのは、GEと同様にraw data上で計算をするので優れている、ということでした。

SC(2009-12-04 10.28.36)


このための演算量はかなり増えるのですが、CPUパワーを上げる等して、再構成速度は同じ(20枚/s)にしているとのこと。

SC(2009-12-04 10.28.49)


さらに、Global noise model だけではなくて、Anatomical modelもすでに持っているので、より適切なnoise reductionができるのだ、というスライドです。

SC(2009-12-04 10.29.01)


この技術を容易に使用するために、noise reduction % をオペレータが選んで実行できるようなアプリケーションにしているようです。

SC(2009-12-04 10.30.02)


これがiDoseの効果を示すスライド。右側等はsub mSv撮影ですね。

SC(2009-12-04 10.30.45)


Philips ICTでは、東芝と同じような、2回撮影によるdual energyをすでに実装していて、これはdual spinと呼んでいます。このスライドの意味するところは、Siemens方式ではenergyの分離が良いが、GE方式では分離が悪く、dual spinでも良いということを言いたい訳ですね。今後はしかし、Philipsはdual energyではなくて、真の意味でのspectral CTを目指すということでした。右のスライドはそれを示していて、Photon Counting Detectorを作りたいということですね。そうすれば様々なenergyのX線による物質弁別ができるということです。SiemensでもGEでも、すでにdual energyの装置を利用して、単一エネルギーX線計算画像を作り出していますが、これとの兼ね合いなどが今後面白そうではあります。

SC(2009-12-04 10.31.24)


それでこれがspectral CTによる画像。
ちょっと分かりにくいけれど、いくつかの物質をカラーで分けて表示できますよ、という説明です。

SC(2009-12-04 10.32.05)
SC(2009-12-04 10.32.17)


そのほか心臓のアプリを少しみせていただきましたが、ここでもかなり解析が楽になっているのですね。
このように撮影された画像に対して、クリックボタンを押すと、

SC(2009-12-04 10.33.02)


こんな風に、冠状動脈がVRで表示されます。演算時間はわずかに5秒ぐらい。心筋壁や心耳なども識別されて表示されるので、とりあえず便利そうですよね。

SC(2009-12-04 10.33.17)


これはまあ技術的には大したことはありませんが、石灰化をチェックするための四角いwindowが用意されていて、まあかゆいところに手が届く、というディスプレイ。

SC(2009-12-04 10.33.31)



これなんかもいいですね。プラークのうち石灰化しているところとそうでないところを自動で区別して表示してくれる機能。

SC(2009-12-04 10.33.53)


あとこれは、Windowを変えていったときに、対象とする構造物の観察に適したスライス厚にしてくれるという機能。これは賛否両論あると思いますけれど、まあ面白い試みですね。SWとかかれているのがスライス厚で、左の骨を見るwindowだとスライス厚が1.20mmになり、wide windowにして軟部組織を見ようとすると2.99mmになったりしています。

SC(2009-12-04 10.34.26)


これは、CTAをした後に、IVRを行う場合、C-armをどのように動かしたらよいかをAngio装置に伝える機能です。Philips同士ならそのままC-armに情報を伝えれるとのこと。

SC(2009-12-04 10.35.01)


動画上では、露出があっておらず、マップ上の現在位置がわかりませんが、緑色の帯の中を移動させています。このような軌道にするともっとも良いという訳ですね。

[高画質で再生]

C-arm Simulation Philips RSNA2009 [ネットショップ]









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Philips MR

PhilipsのMRIは、去年Achieva 3T TXを発売したので、

SC(2009-12-04 6.02.57)


今年は主にHIFU(High Intensity Focused Ultrasound) やApplication回りの発表が目立ちました。
これは乳房用の7ch biopsy用コイル。診断用には16ch(下)があり同じデザインです。各社が出している乳房用のコイルはいずれもCentinel Medical社のものだと思いますが、designは違うんですね。Philipsのはround shapedになっていますね。

SC(2009-12-04 6.03.17)
SC(2009-12-03 23.32.18)



breastの撮影には力を入れているようで、患者さんにこのようなdesignが便利だとか、Multitransmitだからhomogeneousな画像が得られるといった説明がなされています。

SC(2009-12-04 6.03.42)


これはHIFU。いまUtrecht大学にも来て、皆が一生懸命研究していますよ。Focusを動かしながら、Volumetric Heating(立体的な加熱)をします。

SC(2009-12-04 6.03.27)

SC(2009-12-04 6.04.13)


Realtime temperature monitoringをして、interactiveに(つまりその情報をリアルタイムにフィードバックしながら)heatingを断続的に繰り返します。これが搭載されていて温度制御が正確なのがウリのようです。

SC(2009-12-04 6.04.37)


あと、Prostate caの、MR guided biopsy ができるapplicationがだされていました。これは割と面白かったです。
このように、まず患者さんがきたときに、perfusionやT2WIで、癌の位置を診断しますね。

SC(2009-12-04 6.07.14)

次に患者さんがきたときに、前回の画像をもとに、biopsyをするための角度や位置等を決定します (image guided puncture design)。このように、biopsy装置にセットすべき数値が表現されます。(注:なおこれはデモでやったのでクロスヘアカーソルの位置は正確に癌にあたっていませんがこれはご勘弁)

SC(2009-12-04 6.08.07)

それでMRI装置のほうへ移動してその数値に合わせて、セットします。この後実際に撮影して、角度があっている事を確認し、biopsy gunで検体をとればいいのですね。MR guided biopsy、PSA値が高いのに、US guided biospyがnegativeであるcaseに対してのsolutionとして行われます。

SC(2009-12-04 6.09.00)


あと、心臓はあまりやっていないのですが、昔よりもだいぶすごくなっているのでちょっと紹介。

SC(2009-12-04 6.09.38)

上はワークステーション上の表示ですが、Multislice cine MRIにおいて、始点・終点(slice位置)を設定して、あとはone clickで、以下のように全てのslice(表示していないけれどすべてのcardiac phase)に対して、心筋の外縁と内縁がautomatic traceされます。すこし違うな、と思うときはすぐに修正もできるので、これなら毎日の作業がだいぶ楽になりますね。

SC(2009-12-04 6.09.51)


そのほか、話題のSection-select Gradient Reversal (SSGR)法による脂肪抑制(3Tにおいてきわめて効果を発揮する)がLIPOという名前で供給されるはずなのですが、その画像を撮影するのを忘れてしまいました。オランダ・ベルギー・イギリス・イタリア・ドイツ・そしてトルコ(ESMRMB)で講演させてもらったので、このことは欧州ではすでに相当認知されています。Philipsでは荻野さんがこの技術を再発見(revisit)したので、早くからこれの製品化に向けての取り組みが行われていますね。東海大での画像はとくにきれいでしたね。(以下は、1988年のその技術を説明したMilwakeeの人々のoriginal論文と、最近の私のスライドのscreenshotです。何と20年以上前の技術なんですオドロキ)。

SC(2009-12-04 6.42.30)


SC(2009-12-04 6.38.30)


以下は説明してくれた柳田さん。ありがとうございました。後光が射していますね。
隣は、たまたま一緒になった杏林大の原留先生。念願叶ってイタリアに留学中です。がんばってね。

SC(2009-12-04 6.50.19)







Philips Argumanted Display

RadFanのwebにもでていたと思いますが、Augumented Displayという面白い説明のしかけがあったので報告します。Augumentは「議論」という意味だと思いますが、この場合は「商品説明」といった意味合いになるのでしょうか。

実際に体験しないとわかりにくいので、まず仕掛けの構造について説明します。
・ディスプレイがある
・ディスプレイの上には、ビデオカメラが設置されていて、机の上を写している
・机の上には、商品が白黒の絵で描かれたボードが置いてある

SC(2009-12-03 23.02.44)

以上のような構成です。ビデオカメラは、机上のボードの種類を認識しますが、それだけでなく、このボードが回転していることや、傾いていることを認識します。
そして、ディスプレイ上には、認識した商品の3D イメージを合成して投影します。

下の2つの写真がわかりますでしょうか。右側のようにボードを傾けると、ディスプレイの中のボードと、3Dモデルも傾きます。このようにして商品の形を説明できます。それだけではなくて、その装置と一緒に患者さんやオペレータがでてきて動画で動くのですね。装置に付随する動作と、3次元的な形を、同時にディスプレイできるというしかけです。面白いですね。

SC(2009-12-03 23.03.23)

動画をみるとより分かりやすいと思うのでみてください。ディスプレイ上の3Dモデルが回転したり傾いたりするだけでなくて、3Dモデルの上の患者さんが移動していたりしますよ。(傾けたので患者さんが滑り落ちているようにみえますけど、寝台を引き出しているタイミングとたまたま一致してます。これもまた一興)

[高画質で再生]

Argumented display RSNA2009 Philips [広告]



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Author:mri7t
 
「MRIのホームページ」
  のブログ版です
いま元ホームページが使えない
ので、ここにアップします!

http://www.teleradiology.jp/MRI

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